
ホームページやチラシ、パンフレットなど、販売促進の制作物を多数手掛けてきた経験を活かし、貴社の魅力の発掘や人材に関する課題の解決方法をご提案します。また、販促媒体も大切な「人材」とみなしています。
チームや組織と個人は、どちらも車の両輪のように作用してこそ成果が生まれます。
お互いを必要とし、信頼関係のもとで最大限の力を発揮できるチームや組織づくり、また、多様性を活かしながらメンバーが生き生きと働き、成長し、成果を上げる会社づくりをサポートします。
日本人特有の価値観である「ジャパンマインド」と、チームビルディングを重視した各種研修(新入社員研修、コミュニケーション研修、幹部候補育成、リーダー研修)を通じて、GoodTeam作りを目指します。

8月8日にインタビューをさせていただいた株式会社EssentialValueの荒井さんからのご紹介で、今回インタビューをさせていただきました。
実はお二人は20年来のご友人です。
当時、荒井さんは主にPCサイトの制作を、天野さんは主にガラケーサイトの制作を担当されていました。同じウェブ関連の仕事を通じて、長年にわたり親交を深めてこられました。
◆趣味はなんですか?
私も荒井さんと同じく神社に参拝しています。一緒に参拝することもあります。
これまでに参拝した神社は約250社にのぼります。
氏神様には週に5回ほど参拝しており、その他の神社も含めると年間で約600回にものぼります。

ライフワークとして、子どもと一緒に「スリッパ卓球」の活動に取り組んでいます。
スリッパ卓球の活動を始めて、今年でちょうど10年経ちます。
神奈川県内の商店街で予選会を行い、保土ケ谷区の和田町商店街で頂上決戦をしています。
取り組みに共感してくださっている協賛企業の皆さまのご協力もあり、現在では大きなイベントとなりました。
(スリッパ卓球のオリジナルソングを聴かせていただきましたが、その完成度の高さに感銘を受けました!)
こちら ▶ https://youtu.be/xKLO_56WRaI
子どもたちが運営を手伝ったり、一緒に参加できるイベントはあまり多くありません。
コミュニケーション能力は、様々な場面で人とやりとりしてみて初めて分かることが多いですよね。
幼少期から親以外の大人と何かを一緒に経験したり、多くの会話を重ねることによって、子どもの「自己肯定感」は育まれやすくなると考えています。
親も子どもの成長を間近で見守ることができますし、子どもから学ぶことも多いので、スリッパ卓球の活動に出会えたことに感謝しています。
スリッパ卓球 ▶ https://www.slipper.yokohama/
◆現在の仕事を始めるきっかけは何ですか?
健康関連商品の卸売会社で働いていた時、クライアントから「携帯で情報が見られたり、注文できると便利だよね」と言われました。それをヒントに、たまたま親しい業務提携先がプログラム開発を担当できたため、ガラケー向けサイトの制作も始めることになりました。
また、社内にデザインやHTMLを学んでいた方がいたことも、事業開始のきっかけとなりました。
チラシに掲載したQRコードを読み取ってガラケーサイトに接続するという販促方法を提案していたため、チラシやパンフレットなどアナログ媒体の仕事も請け負いました。
そのため、ウェブとアナログどちらの仕事も行っていました。制作関連については、社内でIllustratorやPhotoshopなどを使っている方に分からないことを聞いたり、HTMLやCSSはソースを解析しながら学んだため、制作の技術はほとんど独学で身につけました。
当初はガラケーサイトの制作だけでしたが、PCサイトの制作、ウェブコンサルティング など、少しずつ仕事の範囲が広くなっていきました。
2008年9月のリーマンショックの影響で業績が悪化し、クライアントの一部を引き継ぐ形で2009年1月7日に独立をしました。
ウェブ解析やマーケティングの勉強も重ね、徐々に事業の幅を広げ、現在は講師業もしています。

◆サービスの特徴を教えてください。
「ホームページはチームの一員として躍動していますか?」という「問い」から、多様な研修を実施しています。たとえば、ウェブや広告担当者のための実践型スキルアップ研修や、企業の新入社員・幹部候補向けのチーム力強化研修です。私は、日本人らしさの一つはチームワークにあると考えています。
普段は気づきにくい点をお伝えするように心がけています。また、まだ表面化していないことに気づく力を身につけていただくためのコンサルティングも行っています。
気づく力を養う「気づきの天才になる」という題目で、新入社員向けには気づく力の大切さが体感できるワークを行っています。
お客様とのコミュニケーションにおいて、どのような違いに気づくことができるかを重視しています。例えば、社員Aさんと社員Bさんがお客様に対して異なる質問やアプローチをすることがあります。そうした違いに気づいていただくために、お互いの発言を出し合い、気づきを促すワークも実施しています。
グループワークには、「業界ニュースを作って自分の注目した内容を発表する」という項目があります。
これは、他の人が自分とは異なる視点で物事を考えていることに気づくきっかけとなります。
自分自身を俯瞰して見ることの重要性に気づいていただけます。

◆どんなお客様やお悩みが多いですか?
お問い合わせの多くは、ホームページに関するお悩みです。
先ほどご紹介した研修内容でいう「顕在化している悩み」のご相談が多いです。
以前ご相談があった車の鈑金塗装屋さんでは、ホームページのリニューアルをしました。
リニューアルだけでは本質的な解決にならないので、
その後、ホームページ内のコンテンツ作成に関するコンサルティングも開始しました。
少なくとも月に1回は、実際に手がけた鈑金塗装の修理内容をホームページに掲載しています。
継続していく中で、ホームページへの検索キーワードに「バイク塗装」もあることがわかり、バイク塗装の案内ページを作成したところ、現在ではお問い合わせの25~35%がバイク塗装に関するものとなりました。月によっては、その割合が50~60%に増えることもあります。
小さな進歩を継続することで、大きな変化になっていくため、大掛かりなことを無理に行う必要はないと考えています。
広告効果についてご相談を受けた際、既存の依頼先が提出していたレポートの品質が十分でなかったため、広告プログラムの構成についてコンサルティングを行ったこともありました。

◆大切にしている考え方や理念を教えてください。
私たちの仕事は「黒子(くろご)」のような存在だと思っています。
表には出ず、裏方として支える役割です。
その理念をLINEスタンプとして表現しました。
黒子のキャラクターの名前は「裏方地味男(うらかたじみお)」です。(笑)
全員が前に出る必要はないと考えています。
難しいことですが、その場その場の適切性「時処位相応の行為」を意識しています。
人と人との関係性や立場、その時々の状況に応じたふるまいが大切だと思います。
◆これからの展望を教えてください。
日本人の心を大切にした仕事を続けていきたいと考えています。
近年、デジタル化の進展にともない義理や人情が軽視される場面を目にすることが多くなりました。
他人を敬わず、自分中心な考え方が増えてしまうと、周囲の環境や人々のことが見えなくなり、行き詰まってしまうことも多いと思います。
周囲の環境や人々、そして人と人とのつながりを大切にしていきたいと考えています。
ご縁のある方々の課題を解決し、お役に立てる仕事をしていきたいです。
特に、チームビルディングに関する内容に力を入れていきたいです。

※企業以外の場でも、チームビルディングをテーマにしたワークショップ形式の勉強会を開催しています
●上星川杉山社の奉賛会向けに実施した勉強会
https://nippon-shohaku.jp/r070216/
◆皆さんへ何かメッセージはありますか?
一緒に日本について学んでいきましょう。
海外からいらっしゃる方は、事前に日本について学んで来られることが多いです。
ゴミを放置すると、そこに溜まっていきます。
落書きも消さずに放置すると、落書きが広がっていきます。
これは、「割れ窓理論」と呼ばれる考え方です。
日本人は、小さな乱れや乱雑さを放置せず、早期に修復や改善を行うことで美しさを保てることを知っています。
例えば、スタジアムでの観戦後にゴミを拾って帰ることなどです。
これこそが「日本人らしさ」だと思います。
日本や自分自身のルーツについて知ることで、私たちは「自分ひとりで生きているわけではない」と気づけます。先祖や周囲の人々が支えてくれているからこそ、今の私たちがあるのです。
日本のことを学ぶと、生活の中で先人の智慧が見えてくると思いますし、先祖が試行錯誤して体系化したことを子孫に伝えることもできます。
日本について学ぶことで日本社会がより良くなり、私たち自身の心も豊かになっていくと考えています。
「日本人らしさ」を生活や仕事に取り入れたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
お問い合わせ
株式会社VMD JAPAN
代表取締役 天野 進一
〒240-0042
神奈川県横浜市保土ケ谷区上星川3-4-1 1F
*お電話相談の際、『区民ニュース』の記事を読みました。とお伝え下さい。
            
        細井圭
                
        2025/10/03(金)