僕とAIとレストラン配達
遡ること2024年11月
家族経営で小規模事業のムラタパンで
レストラン配達を受け持っていてくれた母が圧迫骨折で倒れた。
ここから話は始まる。
病気や事故というのは突然起こる
その突然に対して
潤沢な体制が取れている大企業ならば
然程問題にもならないような事が
ムラタパンのような小さなお店だと、大問題となる。
母が倒れる=配達員がいなくなったという事だ。
危機である。
そこでとりあえずムラタが配達に急遽回ることになった。
2014年から始めたパンの配達。
初めは週5でバゲット2本からでも配達に回らせていただいていた。
それが、ガソリン代の高騰、人件費の高騰、保険金額の値上がり、労働基準監督所の勧告、色々な事が2024年まで起こって、パンの値上げと、配達日の集約で何とか続けさせていただいていた。
ここでムラタの失敗の最大の要因は何だったのかを振り返ってみると
『配送』と言うものに対して料金を今まで一切頂かずにしてしまった事にある
要するに、店頭価格のバゲット>卸価格のバゲットと言う
卸先レストラン様優先主義を貫いた結果
配送料を上乗せしない形で配達させて頂いていたのだ。
こんな状況で、外部の軽貨物の運送業者に見積もりを取ってみるも
どこの運送業者も、割りが合わない設定になってしまった。
これは運送業者が高いと言っているわけではない。
ムラタパンの卸用のパンを満載にして配達を外部委託するとムラタパン側の人件費が圧迫されるという何のために働いているのかが分からなくなってしまう現象が起こるのだ。
そこで取り敢えずウルトラCで乗り切ることに。
ムラタさんこんにちは直接配達しますよ大作戦だ。
ここからがなかなかフェンキーなムラタの前厄の年となる。
『誰か私にも労働基準法を適用してくれ』問題である。
そうなのだ。
世の中には労働ではない労働が存在する
何個かあるうちの一つが
『社長は労働じゃない』
1日14時間の製造隊員、定期的に運送業務3時間を週5日
1日5時間の事務係を週1日
これをしいってもOKなのだ。
なんと素晴らしい制度なのかと惚れ惚れしてしまう。
経営サイドからしたら、やばいマンパワーである。
ムラタの魂と呼ばれるものは、身体を離脱させる事が出来るのではないだろうかとすら思ってしまうほど
不気味な能力である。
こんな状態を2024年11月から続けていたのだけれども、
同時進行でAIデバイスの活用を厨房でしていた。
具体的に言うと
PLAUDノートピンと言うデバイスを使い始めたのだ。
ムラタが配達に出てしまう=スタッフへの伝言、反省点、改善点、変更点などが直接出来なくなる状態になった。
だから、仕事中に要約デバイスに内容を入れて
要約した書面を出して
終礼で手早く説明して
あとは各自反省しておくよーにー
と言う流れを作ってしまった。
AI最強だ。
使っていた当時はそう思っていた。
(今は自分の使い方に問題があったとかなり反省している)
毎日、反省点、改善点、変更点が機械的に書面に出てくる
結果起こった事が
ムラタが人間味を加味できなくなってしまっていたのだ。
スタッフもしたくて失敗している訳ではないし
意図的に出来ないを続けている訳ではないし
何回も同じ過ちを繰り返してしまう事も自意識でそうしている訳ではない
それを冷徹に要約して叩きつけてしまっていたのだ。ムラタは。
普段だったら布団から見上げる天井を、
見つめる瞬間もなく記憶が飛ぶのだが
年末年始ゆっくりとさせて頂いたおかけで、天井をゆっくりとみる事ができた。
おばあちゃんの家の天井は木目調で
その木目は時として動き出す、眠たくてボヤけている現実がそうさせていると思うのだが、顔が見えたり、ヤカンが見えたり、ボクシンググローブが見えたり色々なストーリーを見させてくれる。
自宅の天井で今回見たストーリーは『もう少し人間らしく生きよ』と言う事だ。
そこで話をまとめるとこうなる
①ムラタの直接配達が1月末をもって終了させていただく。
これはレストラン様方に大変な迷惑とご負担を強いってしまう事になったのだが、
発送料をご負担していただく事でお許しを得る事ができた。
どこのレストラン様も快諾して頂き、全てのレストランから契約を切られると心構えていたのだが、本当にありがたい事にご継続の意向を頂けた。
ありがとうございます。
②AIデバイスの使用を限定する。
元元国語という科目が苦手なムラタ。要約してくれることはかなり助かる
でもスタッフに指導する時などは出来るだけ使わないようにする。
これは、ムラタの人間味とスタッフの人間味が気薄になってしまうと思ったからだ。
これが10年間のレストラン配送の末路である。
まだまだ未熟者である。
村田圭吾
遡ること2024年11月
家族経営で小規模事業のムラタパンで
レストラン配達を受け持っていてくれた母が圧迫骨折で倒れた。
ここから話は始まる。
病気や事故というのは突然起こる
その突然に対して
潤沢な体制が取れている大企業ならば
然程問題にもならないような事が
ムラタパンのような小さなお店だと、大問題となる。
母が倒れる=配達員がいなくなったという事だ。
危機である。
そこでとりあえずムラタが配達に急遽回ることになった。
2014年から始めたパンの配達。
初めは週5でバゲット2本からでも配達に回らせていただいていた。
それが、ガソリン代の高騰、人件費の高騰、保険金額の値上がり、労働基準監督所の勧告、色々な事が2024年まで起こって、パンの値上げと、配達日の集約で何とか続けさせていただいていた。
ここでムラタの失敗の最大の要因は何だったのかを振り返ってみると
『配送』と言うものに対して料金を今まで一切頂かずにしてしまった事にある
要するに、店頭価格のバゲット>卸価格のバゲットと言う
卸先レストラン様優先主義を貫いた結果
配送料を上乗せしない形で配達させて頂いていたのだ。
こんな状況で、外部の軽貨物の運送業者に見積もりを取ってみるも
どこの運送業者も、割りが合わない設定になってしまった。
これは運送業者が高いと言っているわけではない。
ムラタパンの卸用のパンを満載にして配達を外部委託するとムラタパン側の人件費が圧迫されるという何のために働いているのかが分からなくなってしまう現象が起こるのだ。
そこで取り敢えずウルトラCで乗り切ることに。
ムラタさんこんにちは直接配達しますよ大作戦だ。
ここからがなかなかフェンキーなムラタの前厄の年となる。
『誰か私にも労働基準法を適用してくれ』問題である。
そうなのだ。
世の中には労働ではない労働が存在する
何個かあるうちの一つが
『社長は労働じゃない』
1日14時間の製造隊員、定期的に運送業務3時間を週5日
1日5時間の事務係を週1日
これをしいってもOKなのだ。
なんと素晴らしい制度なのかと惚れ惚れしてしまう。
経営サイドからしたら、やばいマンパワーである。
ムラタの魂と呼ばれるものは、身体を離脱させる事が出来るのではないだろうかとすら思ってしまうほど
不気味な能力である。
こんな状態を2024年11月から続けていたのだけれども、
同時進行でAIデバイスの活用を厨房でしていた。
具体的に言うと
PLAUDノートピンと言うデバイスを使い始めたのだ。
ムラタが配達に出てしまう=スタッフへの伝言、反省点、改善点、変更点などが直接出来なくなる状態になった。
だから、仕事中に要約デバイスに内容を入れて
要約した書面を出して
終礼で手早く説明して
あとは各自反省しておくよーにー
と言う流れを作ってしまった。
AI最強だ。
使っていた当時はそう思っていた。
(今は自分の使い方に問題があったとかなり反省している)
毎日、反省点、改善点、変更点が機械的に書面に出てくる
結果起こった事が
ムラタが人間味を加味できなくなってしまっていたのだ。
スタッフもしたくて失敗している訳ではないし
意図的に出来ないを続けている訳ではないし
何回も同じ過ちを繰り返してしまう事も自意識でそうしている訳ではない
それを冷徹に要約して叩きつけてしまっていたのだ。ムラタは。
普段だったら布団から見上げる天井を、
見つめる瞬間もなく記憶が飛ぶのだが
年末年始ゆっくりとさせて頂いたおかけで、天井をゆっくりとみる事ができた。
おばあちゃんの家の天井は木目調で
その木目は時として動き出す、眠たくてボヤけている現実がそうさせていると思うのだが、顔が見えたり、ヤカンが見えたり、ボクシンググローブが見えたり色々なストーリーを見させてくれる。
自宅の天井で今回見たストーリーは『もう少し人間らしく生きよ』と言う事だ。
そこで話をまとめるとこうなる
①ムラタの直接配達が1月末をもって終了させていただく。
これはレストラン様方に大変な迷惑とご負担を強いってしまう事になったのだが、
発送料をご負担していただく事でお許しを得る事ができた。
どこのレストラン様も快諾して頂き、全てのレストランから契約を切られると心構えていたのだが、本当にありがたい事にご継続の意向を頂けた。
ありがとうございます。
②AIデバイスの使用を限定する。
元元国語という科目が苦手なムラタ。要約してくれることはかなり助かる
でもスタッフに指導する時などは出来るだけ使わないようにする。
これは、ムラタの人間味とスタッフの人間味が気薄になってしまうと思ったからだ。
これが10年間のレストラン配送の末路である。
まだまだ未熟者である。
村田圭吾
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('26/01/25 07:49 時点)