本日は、毛呂山町の井上健次町長が会長を務める #埼玉県町村会 との共催で「町村長会議」を開催しました。会場は先日の「市長会議」と同様、渋沢栄一翁ゆかりの深谷市です。
限られた時間の中ではありましたが、県の施策の説明、報告とともに、町村長の皆さんと3点、意見交換を行いました。

1点目は、ときがわ町の渡邉一美町長から、都市部と中山間地域の交流促進についてご意見をいただきました。
私からは、越谷市と小鹿野町、伊奈町と横瀬町など、森林環境譲与税を活用した県内での交流の取組事例を紹介し、「埼玉県山とまちをつなぐサポートセンター」が都市部と中山間地域の交流促進をお手伝いしているので、ぜひご相談いただきたい、とお話ししました。

2点目は、横瀬町の富田能成町長から、インバウンド誘致についてご意見をいただきました。
県では、「Just North of Tokyo」をキャッチフレーズにインバウンド誘致に取り組んでおり、メディア・インフルエンサーを招いた埼玉への視察ツアーや、東京滞在中の外国人旅行者への働きかけ、WEB・SNSでの発信のほか、今年度は米国と台湾でのプロモーションを強化していくことをご説明しました。

3点目は、東秩父村の高野貞宜村長から、2050年脱炭素社会の実現に向けてご意見をいただきました。
県では、市町村の脱炭素の取組を支援するため、国、県、企業等で構成する「カーボンニュートラルSAITAMAネットワーク」を設置し、市町村の脱炭素に関する相談を受け付ける「サポートデスク」の運営や、担当者向けのワークショップなどを行っています。このネットワークを活用し、CO2排出量の削減に県と市町村で連携して取り組んでいきたい、とお話ししました。

地域課題を解決する住民本位の先進的な取組は、住民との距離が近い町村にこそ大きな可能性が開けていると思います。町村の様々なご努力を、県は広域自治体の立場からしっかり支えてまいります。

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67 いいね! ('25/06/01 00:01 時点)