🧪【どうやって“ちょうどいい体重”を決めているの?】

透析のあとに目指す体重「ドライウェイト」は、なんとなくの感覚ではなく、いろんな情報をもとに慎重に決めています。

では実際に、どんな検査や所見をもとに判断しているのでしょうか?

✅【1. 血圧の変化】

・透析中や透析後の血圧が急に下がる場合、ドライウェイトが低すぎるサインかもしれません。
・逆に、高めの血圧が続く場合は、水分が残っている可能性も。

✅【2. むくみの有無】

・足の甲やすね、まぶたなどにむくみ(浮腫)が出ていないかを毎回チェックします。
・体に余分な水がたまっていると、むくみやすくなります。

✅【3. 呼吸の様子・胸部レントゲン】

・息苦しさや胸の音(肺雑音)から水分のたまり具合をチェック。
・必要に応じて胸のレントゲンで、心臓や肺の状態を確認することもあります。

✅【4. 心臓や血管の検査】

・心エコーで心臓の働きを確認。水分が多すぎると、心臓に負担がかかります。
・**hANP(心臓のストレスを見る血液検査)**も目安になります。

✅【5. 栄養状態や体重の推移】

・体重が増えても、それが筋肉か脂肪か、それとも水か?を見極める必要があります。
・アルブミンなどの栄養指標も参考にします。

🔍 ドライウェイトの調整は「数字」だけでなく、

👀 見た目、🩺 診察、🧪 検査、🗣 患者さんの声
…これらを総合的に判断して決めているます。

🗣「最近立ちくらみがする…」「透析終わりににいつもよりしんどい…」など、
日々のちょっとしたサインがとても大事なヒントになることもあります。

気になることがあれば、遠慮なくお知らせください!

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11 いいね! ('25/07/06 18:01 時点)