Pistachio and Raspberry Pie.

ピスタチオとラズベリーのパイ

フランス菓子をどう解釈するか、ということ、
あと、それを日本人の自分が、フランスではなく
異国の京都という場所でどう意味付けして作るか、
誰に何を表現しているのか、ということ、とか、
(それもインバウンドが増えて少し変化してるが)、
郷土菓子をただ郷土菓子として忠実に作るなら、
自分がそこに関わる意味はそんなにないなと思うが
とはいえ、不勉強なまま文化を好き勝手にいじくって、
それを無自覚に壊すようなことは絶対にしたくないわけで、
最大限にリスペクトを持ちながら、自分にしかできない、
ほんの少しのズレや解釈のユニークさを加えて、そこに
価値を見出す、それが自分の仕事の考え方です。
(フランス人のお客さんが喜んでくれるのを見ると、
あくまで副次的ではあるが、ガッツポーズが出る所だ)

それはクリスマスなどイベントにおいても
その道は外さないように、自分なりのラインを引く。

あらゆる注釈や引用を用いて文化文脈に配慮は持ちつつも、
なるべく全ての人が素直に楽しめるものを。

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175 いいね! ('25/12/17 04:00 時点)