目黒区長メッセージ「目黒区豪雨対策サポートプラン」(令和7年12月2日)
2025/12/2(火)
更新日:2025年12月2日
ページID:19277
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目黒区長メッセージ「目黒区豪雨対策サポートプラン」(令和7年12月2日)
区長によるビデオメッセージ
目黒区長は、令和7年12月2日、ビデオメッセージ「目黒区豪雨対策サポートプラン」を目黒区公式YouTubeチャンネル「めぐろTV」から配信しました。
メッセージ全文
区民の皆さん、こんにちは。区長の青木英二です。
今年もいよいよもう1カ月余りとなってきましたけれど、今年も気温が最高記録になったことが繰り返し繰り返し報道され猛暑の夏だった、そういう感じがしています。
そういった中地球の温暖化によって、7月そして9月に目黒区は豪雨に見舞われました。
特に9月では時間134ミリ、想像をはるかに超えるゲリラ豪雨となりました。
7月そして9月に被災された皆さんにお見舞いを改めて申し上げるとともに、どんどんどんどん激甚化しているこの水害にしっかりと対応していかなければならない、こういったことを痛感したところです。
この水害対策、抜本的には東京都が下水道の整備、また河川の対応取り組みをしていくことになりますけれども、残念ながらそれは長い長い時間がかかってしまいますので、区民の皆さんに身近な私たち区役所が区民の皆さんの安全な暮らしをしっかりと守っていくということで、新たに目黒区豪雨対策サポートプランを策定して、水害対策の強化に、今、取り組んでいるところです。
時間の関係もありますから、プランの中で3つだけお話をしたいと思います。
まず最初です。止水板の助成等の充実強化ということです。
雨が降って地下などに水が入ってしまう、そういったことを防ぐための止水板の設置については、昨年の4月から助成を開始しました。
しかし今回のプランでは個人の皆さんの場合は助成率を4分の3から10分の9に引き上げました。
また法人の皆さんの場合には上限今まで100万円にしておりましたけれども、それを150万円に引き上げる。
実はこれは23区でナンバーワン、助成率もそして助成額も最も高い数字になっていますので、是非、この際です。止水板の設置の検討をしていただきたいと思います。
そして2つ目です。2つ目は土のう保管箱の増設についてです。
今、目黒区は69箇所にこういった土のうです、約9500袋を設置しています。
そして、今回のこういった被害をしっかりと踏まえて被害が多く出たところの地域の皆さんともご協力いただきながら土のうの設置、土のう保管箱の配置の数、そしてまた当然土のうの袋の数も増設していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
そして3つ目になります。排水ポンプの配備です。
今回7月、9月、2回の豪雨で約450件の床上、床下浸水が起きています。
雨水が地下などに浸水してきて、それを組み上げる、排水するのに、大変皆さんご苦労をされました。
そこで私たちは貸し出し用の排水ポンプ、この配置を今これから進めていきたいと思っています。
この使い方にとっては当然区民の皆さんに使いやすい、そういった運用の方法を検討してまりますので、あってはならないことですけれども、浸水した時には是非この排水ポンプを活用していただきたいと思います。
また現在私どもは令和8年度、来年度予算の編成をしておりますけれども、この中でもしっかりと区民の皆さんのご意見ご要望を伺いながら水害対策の強化に務めていきたいと思います。
結びになりますけれども、私ども今後20年間、目黒区が進んでいく方向を示している基本構想の中にも盛り込んでいる、掲げている、「さくら咲き ここちよいまち ずっとめぐろ」そういったまちづくり実現に向けて、今回の水害対策、安全安心のまちづくりを始め区政課題にしっかりと区長としてチャレンジしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
以上、区長からのお知らせでした。
本件に関するお問い合わせ先
防災課
電話:03-5723-8488
道路公園課
電話:03-5722-9775
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