まちの仕事人インタビュー
応援の文化をデザインする企業-チアスクールが目指す未来
合同会社CU 代表社員 村 優子 (むら ゆうこ) さん インタビュー


周りの方を応援し、自分たちも応援していただき、輝きあう

◆会社設立の経緯を教えてください。

もともとは会社員として新卒から18年間、クラシックバレエ専門のスクールを運営する会社に勤めてました。その中にチアダンスのクラスがありまして、そこを私が担当していました。ただ、バレエがメインのスクールだったのでどうしても人員やイベント出演はバレエが優先されるんです。チアダンス専門でやりたいと思っていた時に、当時の会社の代表から、「独立してやってくんだったらチアスクールやってみたら?」と言われたことがきっかけでした。

◆独立する際のご苦労はありましたか?

ダンススクールのマネジメントについては前の会社で経験があったので、そんなに行き詰まることはなかったですが、良い先生を集めるのが結構苦労しました。チアダンスを教えられる人は実はかなり少ないんです。それでも人からの紹介や求人の応募から、今では魅力的な先生方がたくさん来てくれています。


どんな時もチアリーダーのハートを思い出す

◆現在の主な事業内容はなんですか?

ダンススクールの運営がメインで、現在、都内で5店舗を運営しています。あとはTシャツやユニフォームなどの物販も行っています。私は全体の管理、運営、マネジメントを担当しています。先生方の採用や財務周りも全部一人でやっているのでなかなか大変です。


◆スクールの特徴はなんですか?

生徒たちが出演するイベントの数や見せ場を増やしてあげることはスクールとして常に考えいます。最近だとスポーツチームとの関わりが特徴です。特にラグビーのBIGBLUESさんを中心に数々のスポーツチームの応援をさせていただいてます。また、店舗が5つなので、5カ所にクラスがありますが、チームが全部違うんです。複数のクラスがあってもチームは1つというスクールが多いんですけど、あえて分けることで、年度末の発表会は「レインボーステージ」という名前で、いろんなチームが集まって自分たちの個性を輝かせながら踊るというコンセプトがあります。


自分も、まわりも笑顔で応援!

◆お仕事に対するこだわりや理念を教えてください。

生徒たちはもちろん大事ですが、働く人、特に先生方へのケアも同じくらい大事にしています。先生がどうやったら一番やりやすいか、自分の力を発揮できるのか、肉体的に辛さの限界が来ないかなど、先生が力を出せるような環境かどうかをいつも考えています。あとは、会社を立ち上げる時に「絶対に怒らない」ということを決めていました。 怒られると委縮して本来の力を出せなくなってしまう人がほとんどだと思うのでそこはこだわっています。

◆今後の展望について教えてください。

今は地域のお祭りやショッピングモールでの出演、社会人ラグビーチームの専属チアとしての活動など、イベント出演に力を入れています。年に一回東京ドームにも出演しています。次のステップとしては競技チアの大会にも出場していきたいと考えています。また、5年目あたりで自社のスタジオを作りたいと思っています。 

地域に根付く応援活動

◆最後に練馬区に対する想いを聞かせてください。

練馬区は公園がいっぱいあって自然が多いです。子どもたちが伸び伸びしていて、体を動かすのに適した環境だと思います。ダンスは体を動かすだけでなく自分を表現する活動なので、練馬区のこの風土に合っていると感じています。  

インタビュー後記

チアをもっと輝かせたいと一念発起し、独立した村さん。生徒や先生を想う気持ちが溢れた素敵な方でした。周りの方を応援し、同時に自分たちも応援してもらう。そうして生まれた輝きが今日も世の中を照らしていく。

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〒176-0011 東京都練馬区豊玉上2-5-14-304

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