本屋ルヌガンガ 掲載記事一覧
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- わたしたちは「言葉」でまちをつくってきた。ある日突然、そこにブルドーザーが現れるのではない。必ず、その前に「言葉」がある。だからその「言葉」が変われば、ブルドーザーの現れ方も、立ち入り方も、去り方も変わり、まちのかたちも変わる。 ー『まちは言葉でできている』(西本千尋) 2025/10/23(木)
- 『痛いところから見えるもの』 なるほど身体の「痛い」は、分かってもらえない/分かってあげられない、の最たるものだ。 同情はできても、他人のリアルな痛みを分かることはできない。そもそも痛みは言葉にしづらい。おまけに聞く方もそんな話本当は聞きたくない。だから、痛いに孤独はつきものだ↓ 2025/10/18(土)
- 頭の中では溢れそうなくらい言葉がグルグル回ってるのに、いざ書こうとすると生真面目で退屈な文章になっちゃう… そんな方にオススメしたい、佐々木敦さんの『「書くこと」の哲学』。とてもいい。悪文を恐れず、クセを魅力に転化し、考えると書くの往復運動に身を委ねよ。 2025/09/15(月)
- 『ガラスと雪のように言葉が溶ける』 日本語でいて日本語ではないような、なんと異形の、風変わりな言葉たちだろう… ルーマニアから日本にやってきた人類学者イリナ・グレゴリさんと、在日韓国人三世の物書き尹雄大さん。そんなおふたりの往復書簡↓ 2025/09/03(水)
- 歌人・岡野大嗣さんと写真家・佐内正史さんの写真歌集『あなたに犬がそばにいた夏』が入荷しました。おふたりのサイン入りです。 2025/05/30(金)
- 万葉社さんの「令和言葉・奈良弁で訳した万葉集」4冊目『愛のかまたり』が入荷しました。佐々木良さんのサイン入りです。 2025/05/26(月)
- 私たちは傷つきやすい存在であると同時に、人を傷つける存在でもあり、ケアをする存在でもあると同時につねにケアを受け取る存在でもある。 ー『傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと』(村上靖彦) 2025/05/25(日)
- わたしも大好きな韓国のマンガ『大邱の夜、ソウルの夜』の作者、ソン・アラムさんの来日にあわせ、トークイベントを開催します。 本書は、男性優位の韓国社会のなかで微妙にすれ違い、でもお互いの苦しみがうっすら共鳴している…そんなビターなシスターフッド漫画で、めちゃくちゃ良いのです↓ 2025/02/15(土)
- 暮らしの中で、よりよい言葉のコミュニケーションを結ぶのに、校正という知恵はきっと役に立つし、その基本的なスキルを誰もが身につけていただきたい ー『みんなの校正教室』(大西寿男) 2025/01/19(日)
- デヴィッド・リンチ… 2025/01/17(金)
- リフレッシュ休暇をもらったが、もはや私にはリフレッシュする気力自体が残っていなかったのだった。リフレッシュできない休暇中の人はどうするのか。ただ横になるのだ。 ー『現代生活独習ノート』(津村記久子) 2024/12/14(土)
- 秋の夜水差の水すきとほる 終点より歩いて十歩冬の海 ー『機嫌のいい犬』(川上弘美) 2024/10/28(月)
- 今日という、一番新しい自分の境地を生かす。 飛んでいかなきゃいけない。 飛び出せ、毎日ね。 ー『柚木沙弥郎 永遠のいま』 2024/10/26(土)
- せつないの。 2024/10/10(木)
- チェ・ヨンジュさんの『Mo story 子猫のモー』は、すべてのページがいとおしい。ささやかな冒険、ゆかいな出会い、やさしい物語。繊細でチャーミングな一枚一枚の絵もすばらしい。 2024/08/30(金)
- 私は子の線そのものになって、紙の上を自由に動く。私の体はほどけて、紙に滲んでいく。 グラフィックデザイナー・長嶋りかこさんの『色と形のずっと手前で』が入りました。デザインと育児を並走していたら見えてきた景色。 https://lunuganga.shopselect.net/items/90553119 2024/08/29(木)
- 虫・全史。 2024/08/25(日)
- ごく平凡でありながら、沈黙と孤独と平和の中に漂う永遠の香りと麗しい静謐。これこそが修道院の庭のパラドックスであり、魅力でもあります。 ー『中世修道院の庭から 歴史、造園、栽培された植物』(ミシェル・ボーヴェ) 2024/08/24(土)