9月の校長だよりが届きました。
ご一読ください。

9月 校長便り      (R.7 9月)

 暑い日は相変わらず続いているものの、朝夕の風や庭のあちらこちらから聞こえてくる虫の音に季節の移ろいを感じます。終業式以降は、夏休みでありながら休みとは言えないような忙しさでしたが、そのような中で、部活動や夏期講習会に元気に通ってくる生徒たちの姿に元気をもらいながら、はや2学期を迎えています。
 
 どこの学校も同じでしょうが、2学期は何かと行事が多く生徒にとっても教員にとっても忙しさの中に楽しさが、苦労の中に喜びを体験できるワクワク感のある日々を過ごします。光ヶ丘でいえば、しらゆり祭(文化祭)、体育大会、合唱コンクール、そしてクリスマスページェントへとつながっていきます。その間には11月に行われる死者の冥福を祈るミサ、12月のクリスマスミサとカトリック校ならではの行事があります。
一つひとつの行事を行うにあたり、クラスで知恵を出し合い、話し合いを続け、よりよいものを作り上げていく協同作業の中で一人ひとりの力が発揮されていく場面が多くなります。   
ところで私たちの常ですが、忙しくなるとついイライラしたり「面倒だなあ」「何でやらないといけないの」「適当にしとけばいいじゃない」「やりたくない」など、負の言葉を口にしてしまうことがあります。このような言葉が口に上がってくる前に、ひと呼吸して次のことばを思い出すようにしています。それは、自分にとって面倒なことや苦手なこと、逃げ出したくなることの中にこそ私たちを成長させてくれる宝がかくれているのだと。楽しいことや得意なことを喜んで行うのは当たり前、簡単なことです。苦手だからこそ、意味があり、
やりたくないからこそ今、私がすることに価値があるはずです。光ヶ丘で学ぶ生徒たちにも
目の前にやりたくないこと不得手なことが差し出されてきた時が自分磨きの勝負所だと伝えたいです。まずは、私自身が、この言葉を心にとめて、喜びをもって日々過ごしていけるよう願がっています。

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69 いいね! ('25/09/18 00:01 時点)