ふと夜に思うこと『移動、交通手段』

先週の都市問題会議や議員研修会に参加し、
改めて考えました。
自分が感じる街での「移動」。
そして、これから60代・70代を迎える自分たち、
次の世代へつながる街のあり方について。

🚶‍♂️コンパクト・プラス・ネットワーク(Compact + Network)

人口減少・高齢化が進む中で、
医療・福祉・商業などの生活機能を地域に維持し、
高齢者が安心して暮らせるまちをつくる考え方。
地域公共交通と連携し、
コンパクトで持続可能なまちづくりを目指す取り組みです。

【背景と国の制度】

平成26年の都市再生特別措置法の改正により、
・立地適正化計画制度(生活拠点に医療、福祉、住宅などを誘導)
・公共交通ネットワーク再構築制度(まちづくりと交通再編を一体化)
が導入されました。

これをもとに、全国で「コンパクト+ネットワーク型まちづくり」が進められています。

【岡崎の現状と課題】

岡崎でも「ウォーカブルなまちづくり(居心地よく歩きたくなるまち)」が
施策や予算検討の中でよく登場します。

しかし、クルマ中心の社会構造が根強く、
中心街以外では「歩いて楽しむ」「公共交通で移動する」文化はまだ十分ではありません。

移動は“手段”にすぎませんが、
将来を見据えれば「歩く」「公共交通を気軽に使う」暮らし方への
意識転換とインフラ整備が欠かせません。

【今後の方向性】

現在はその過程として、
『デマンド交通(予約型の乗合交通)』が一部導入されています。

ただ、現状は「交通空白地の補完」的な位置づけで、
まだ十分に生活交通としては定着していません。

自分も実際に利用する中で、
1時間に1〜2本のバス運行では「車の方が早い」と感じる場面もあります。
それでも、ゼロカーボンシティ実現のためには、
交通分野でのCO₂削減は欠かせません。

【自分の視点】

これからのまちづくりには、
「南部エリアの未利用地・調整区域」の活用が鍵になると感じます。

開発と公共交通の再編をうまく連動させることで、
地域の新たな活力の起点にもなり得ます。

まちづくりに“正解”はありません。
時に意見が分かれることもありますが、
まずはデマンド交通の有効活用から。

地域の皆さんと一緒に、
税金が本当に生きる交通施策へとつなげていきたいと思います。

ふと思い考える投稿でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇‍♂️

#岡崎市 #地域公共交通 #デマンド交通 #コンパクトプラスネットワーク #ウォーカブルシティ #ゼロカーボンシティ #まちづくり #地域の足 #持続可能なまち #金山なおき

続きは Instagram で

34 いいね! ('25/10/24 22:01 時点)