鳥羽との関わり〜通いから暮らし、そして通いへ〜

こんにちは、東京大学大学院の博士課程の正林泰誠です。

建築まちづくりを専門として、漁村集落の研究をしています。

現在は東京を拠点にしながら、三重県鳥羽市と行き来する暮らしを続けています。

もともと、人が密集して暮らす集落に関心があり、大学生の頃に文献を読み漁っていたとき、答志島という名前に出会いました。気になって訪れてみたのが、鳥羽との関わりのはじまりです。

はじめは一人の学生として足を運んでいましたが、通ううちに、この土地の空気や人との関係に少しずつ惹かれていきました。
直感的に「ここで一度、暮らしを体感してみたい」と思うようになり、2022年4月からは地域おこし協力隊として鳥羽市に移住しました。

天候や潮の満ち引きに左右される生業。

人と人との距離感。

行事に集まる地域の人たちの熱気。

当たり前のようにある日々のなかに、土地の時間の流れや人々の営みの厚みを感じるようになりました。住んでみて初めて見える景色が、たしかにありました。

現在は研究の都合で東京に拠点を戻していますが、鳥羽との関係は続いています。

毎年3〜4月の繁忙期に合わせて、答志島でのワカメ漁を支えるボランティア受け入れの事務局を担当し、地域の人と外から来る人をつなぐお手伝いをしています。

また最近では、鳥羽駅をテーマにした実践型のアイデアコンペを企画・運営しています。

これは、観光の拠点でもあり、地域の玄関口でもある鳥羽駅をどう使いこなしていけるかを、多様な立場の人と一緒に考えるプロジェクトです。市民、学生、行政、建築やデザインを学ぶ若者たちが集まり、駅を起点とした自分たちごとを育むまちづくりに取り組んでいます。

関係性をゆるやかに調整しながら、関わることができている今の距離感が、自分にはとても心地よいです。

住むでも移住でもない、もう少し個人的で、柔らかなつながり。

通いから暮らしへ、そしてまた通いへ。

かたちを変えながら続いていく関係が、ここにはあると思っています。

三重県の鳥羽は、そんな関わり方を自然に受け入れてくれる大好きなまちです。

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hibimie
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15 いいね! ('25/11/20 22:01 時点)