高市政権の経済環境、アベノミクスと対極 インフレ・円安・金利上昇:日本経済新聞
政府が21日閣議決定した総合経済対策は減税分も含め21.3兆円の規模に膨らんだ。
積極的な財政出動を掲げる高市早苗首相の経済政策の方針は「アベノミクス」を継承しているといえるが、足元では物価高が続き、第2次安倍晋三政権の当時と経済・金融情勢は大きく異なる。
安倍氏はアベノミクスの「3本の矢」として①大胆な金融緩和②機動的な財政出動③民間投資を喚起する成長戦略を掲げた。
当時はデフレと円高からの脱却が