やけど（熱傷）の応急処置と子供のやけど予防🔥
軽いやけどでも自己判断せずしっかり病院で診てもらおう！！

■やけど（熱傷）の症状
・I度熱傷
皮膚表面、表皮のみのやけど（熱傷）です。皮膚が赤くなり、軽い腫れ、ヒリヒリ感が生じます。
・II度熱傷
表皮全層と真皮までにおよぶやけど（熱傷）です。水疱（水ぶくれ）ができ、痛みが生じます。
・III度熱傷
皮下組織（脂肪）またはそのさらに下の組織まで及ぶやけど（熱傷）で、皮膚が白色または褐色から黒色になります。
痛みが少ない、または痛みがないのが特徴です。

■やけど（熱傷）の応急処置と治療
すぐに冷えた水道水で20分以上冷やすことをおすすめ致します。
熱傷が起こってから、受傷3時間以内に冷えた水道水を20分以上患部に当てた熱傷患者の方が、植皮などの外科的処置や入院の頻度が低かったことが論文によって発表され、具体的な応急処置の目安として活用されております。

■子供のやけど（熱傷）は予防が大事！！
子供もたちは好奇心が強く、まだ危険を認識できない年齢のため、大人が環境を安全に保つことが重要です。
以下のような具体的な予防策が有効であると提唱されております。
(1)熱湯や汁物など高温の液体を小児の手が届く範囲に放置しない
(2)テーブルクロスを使用しない
(3)炊飯器やポットの蒸気の吹き出し口に注意
(4)高温ヒーターの吹き出し口に注意
(5)アイロンやストーブなどの熱源に触れないよう配慮する
(6)電気コードや電源のソケットに注意する

症状によって治療が違いますので、軽いやけどや痛みがないやけどでも自己判断せず、一度当院までご相談ください💡

🏥東京都板橋区成増2-17-13
　ヒューリック成増2階
☎︎03-3938-1112（いいひふ）

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